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一見CGかと思うぐらいに珍妙な姿をしている深海魚デメニギス
透明な頭、エメラルドグリーンで筒状の目、真っ黒な体
どこをとっても不思議な姿をしています。
正面に見える目のようなものは実は鼻で
本物の目はドーム状の頭のなかにあります。
透明な頭はまるで戦闘機のコックピットを思わせます。
地球上の生物とはにわかには思えないですよね。
空想上の動物か映画やアニメに出てきそうな外見をしています。
生息地は太平洋の水深400~800mです。
実は日本の東北地方の近海にも生息していますがほとんど目にすることはありません。
もしかしたら漁船の網にかかったりするぐらいはあるかもしれませんが
デメニギスが研究され始めたのは21世紀になってからで
写真が公開されたのも2009年とつい最近の出来事なんです。
まだまだわからないことが多いデメニギスですが
今回水族館で見れるという情報が入ったので紹介していきたいと思います。
デメニギスが見れる水族館
デメニギスは生きた状態で捕獲されることはほとんどありません。
まれに漁船の網に引っかかっているという話がありますが
網で捕まった個体は傷だらけで透明な頭が潰れてしまっているので
すぐに絶命してしまいます。
なので生きた個体を手に入れること自体がとても困難なのが現状です。
さらにデメニギスに関してはよくわかっていないのが現状なので
飼育方法ももちろん確立されていません。
それでも世界にはデメニギスを飼育している水族館があります。
そこはアメリカのカリフォルニア州にある
モントレーベイ水族館です。
ここは世界で初めて生きているデメニギスを撮影した水族館でもあり
水生生物に関して世界でも有数の研究機関です。
アメリカなので国内のように気軽に行ける場所ではないですが
観光の一環として見てみるのも面白いかと思います。
日本で見れる水族館
残念ながら現在日本でデメニギスを飼育している
水族館はありません。
やはり生きた個体を捕獲するのが難しいのが
飼育できない一番の原因となっているようです。
ただ近い将来日本でもデメニギスが見れそうな水族館は存在します。
そこは静岡県沼津市にある沼津深海水族館というところです。
気になる方のために地図を貼っておきますね。
ここは深海生物専門の水族館でシンカイウリクラゲやベニカワムキなどの
聞いたこともないような深海生物を飼育しています。
深海魚は飼育が難しいことでも有名ですが、
ノウハウを持った沼津深海水族館ならデメニギスも飼育できることでしょう。
沼津深海水族館のホームページはコチラ
水族館の館長のツイッターでもデメニギスの模型の写真を上げていることからも
関心があることがわかるので今後見られることを期待しましょう。
デメニギスが食べられる場所や味は?
先程紹介した沼津深海水族館の近くには
魚重食堂という深海魚料理を専門に扱うところもあります。
メニューを見てみると深海魚の天ぷらや深海鮫の刺身など
非常に興味を引くメニューがあります。
深海魚を食べること自体はそこまで珍しいことでもないんです。
それでデメニギスは食べられるかというと
食べられるかもしれないけど食べたことがある人はほとんどいない
というのが答えです。
なぜ食べられるかもしれないというと
デメニギスが属するニギス科という種類が食用とされているからです。
あまり聞いたことはないかもしれませんが
ニギスという魚がニギス科を代表する魚なんですが
食用魚とされて漁獲されています。
正直な話あまり人気がある魚とはいえないので知名度は低いですが、
同じ科のニギスが食べられるのならデメニギスも食べられるだろうという見解です。
ということなのでデメニギスが食べられる場所は存在しませんし味もわかりません。
今後チャレンジャー精神あふれる方が食べて味のレビューをしてくれるのを待ちましょう(笑)
どこかのyoutuber がやりそうな話ではありますけど・・・・・
まとめ
前回に引き続き今回もデメニギスについて紹介させていただきました。
前回の記事を書いてて文字数がめちゃくちゃ多くなるなと思ったので分けてみました。
深海生物は見た目も奇妙で面白いので書いててものすごく楽しかったです。
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