初ガツオ(2018)の季節はいつから?戻りガツオとの違いやアニサキスを予防する方法とは?

太平洋側に多く生息しているカツオは、19度~23度の比較的温かい水温を好みます。
そのため、四季によって水温の差が激しい日本では、暖かい季節にしか獲ることができません。

カツオの呼び名は獲れる時期によって変わり、「初ガツオ」「戻りガツオ」と呼ばれていますが、その違いは一体なんなのでしょうか?

まだまだカツオについて知らないことが沢山ある!という方に、カツオの呼び名の違いとカツオに潜んでいる寄生虫のアニサキスについてご紹介します。

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2018年の初ガツオの季節はいつから?

カツオは年に2回旬を迎えます。
年が明けて1回目の旬を迎えるのが3月~5月です。
そのため、年が明けてから最初に獲れるカツオのことを「初ガツオ」と言います。

また、地域によっても初ガツオが獲れ始める時期が違います。
日本の水温が19度~23度になる春ごろになると、エサを求めてフィリピンの方から黒潮に乗ってどんどん北へ上っていきます。
ですので、一年で最も早く初ガツオの獲れる地域は九州です。
そして、一番遅く初ガツオが獲れるのは三陸沖・北海道沖です。

初ガツオが獲れ始める時期は、九州では2月から。本州では4月から。三陸沖・北海道沖では7月からです。
ですが、食卓で食べられるようになる季節は初夏です。

今年(2018年)の初水揚げは例年よりも早いようで、宮城県で初めて水揚げされたのは4月21日です。
4月に水揚げされたのは1987年以来とのことで、今年は初ガツオを去年よりも数日早く食卓で食べられるようになるのではないでしょうか。

戻りガツオとは?

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初ガツオは北海道沖まで行くと、水温の低い親潮に近づきます。
ですが、水温が19度~23度を好むカツオにとって親潮は冷たすぎるため、再び九州方面へと戻ってきます。
この戻ってきたカツオのことを「戻りガツオ」と言います。

戻りガツオは大体9月~11月ごろに水揚げされます。
初ガツオの獲れる時期が早いと、戻りガツオの獲れる時期も早まると思われますが、水温によっても左右されるようです。

近年はカツオの水揚げ量が減ってきているので、初ガツオ・戻りガツオの値段も高騰してきています。

初ガツオと戻りガツオの違いは?

初ガツオは、春にエサを求めてやってくるカツオ。
戻りガツオは、親潮に当たって温かい水を求めて戻ってくるカツオだということが分かったかと思いますが、どうして同じカツオなのにわざわざ呼び方を変えているのか?という疑問が残りますよね。

それは、初ガツオと戻りガツオの味と脂のノリや身の引き締まり方が違うからです。
分かりやすく例えると食前と食後の違いです。

初ガツオはエサを求めて日本にやってくるため、北上している段階ではまだあまり太っていません。
そのため、初ガツオは身が引き締まっていてさっぱりとした味わいとなっています。
さっぱりとしているので、カツオのたたきにして食べると美味しいです。

戻りガツオはエサを蓄えたあとに戻ってくるので、初ガツオよりも太っています。
のため、脂がノッていて初ガツオよりもこってりとした味わいになっています。
こってりとしているので、焼いたり煮たりしても身が硬くなり過ぎず美味しいです。

生ガツオ食べるときに注意したいアニサキス

生ガツオを食べるとき、アニサキスという寄生虫には絶対に気を付けてくださいね。

アニサキスは、カツオだけでなく他の生魚にも生息している寄生虫です。
目視で確認できる大きさのアニサキスもいますが、そうでない大きさのものもいます。
白くて長細い線のような見た目をしていて、もしアニサキスを食べてしまったら早めに病院でアニサキスを取ってもらわないといけません。

放っておくと、胃を血だらけにされて食い破られてしまいます。
胃を食い破られてしまうともうおしまいで、体の色々な組織まで入り込んで食い破って体の中をボロボロにされてしまいます。
胃の中でも生きられるということは、胃酸にさらされても2日~4日は生きていられるということです。

アニサキスに体をおかされ始めると、激しい腹痛と吐き気といった症状に襲われます。
そのため、よほど痛みに強い人でない限り、気づいたら体中ボロボロになっていたなんてことはありません。
腹痛に耐え切れなくなって病院に行った場合、必ず生魚を食べたと伝えましょう。
医者によっては見過ごしてしまうかもしれませんので。

恐ろしくて胃酸にも強い寄生虫アニサキスですが、冷凍をされたり加熱をされたりすれば死んでしまします。
アニサキスが原因で病院に症状を訴えにくる人数は、3月~4月に最も多くなると言われていますので、ちょうど初ガツオの旬の時期なのではないかと思います。

2018年にも既に何人も方がアニサキス症になっていますので、初ガツオを食べる際には絶対に気を付けてくださいね。

気を付けて下さいと言われても、どう気を付けたら良いのか。
生魚を食べなければいいってこと?と悩んでしまいますよね。
これからアニサキスの予防方法についてご説明しますので、この下の見出しの文章をお読みください。

アニサキスの予防方法

アニサキスは、先ほどもご説明した通り冷凍・加熱で殺すことができます。
ですが冷凍・加熱をした状態ではなく、生で魚を食べたいこともありますよね。
そんなときは、以下の点に注意して食べてください。

・目視で一通りアニサキスが居ないか確認する
目視で確認できないほど身の奥に入り込んでしまっている可能性もありますが、まずは目視で確認しましょう。
魚を丸ごと1匹買って家でお刺身にするという方は、なるべく薄いお刺身にして目視をして下さい。
たまに、目視で確認できる部分にアニキサスがいるのにお客様に料理を出してしまう店もあるので、お店で出されたものだからといって油断せずにしっかりと確認をして下さい。

・鮮度が高いうちに食べる
これは、鮮度が高いうちに食べることが良いという意味ではありません。
鮮度が高いうちは身の表面にアニサキスがいる可能性が高くなり、鮮度が下がるとどんどん身の奥にアニサキスが潜り込んでいってしまいます。
そのため、鮮度が高いうちに身の表面を目視で確認することをおすすめします。

・よく噛んで食べる
少し噛んだだけで飲みこんでしまう癖のある人が、アニサキス症になっていることが多いです。
というのも、アニサキスは歯で細かく切ってしまえば殺すことができます。
アニサキスは体長約2㎝~3㎝ほどで、米粒よりも大きい寄生虫ですので、よく噛めばちゃんと歯で切り刻むことができるかと思います。
くれぐれも飲み込まないように気を付けてくださいね。

・一度冷凍する
生で刺身が食べたいけど、アニサキスの存在を見逃して万が一胃の中を食い破られたらどうしよう。と不安な人には一度冷凍することをおすすめします。
当然冷凍してしまうと味が落ちますが、アニサキスを病院で取り除いてもらうよりは、まだ良いのではないかと思います。
冷凍をする際は、完全に冷凍した状態にしてカチンコチンにしてください。

熱で調理した場合にも同じことが言えますが、少しでも生の部分が残ってしまうとそこにアニサキスが移動して、生き残ってしまう可能性があります。

まとめ

・初ガツオは温かくなったときにエサを求めて日本にやってくるカツオのこと
・初ガツオは3月~5月が旬で初夏ごろに食べることができる

・初ガツオ・戻りカツオは獲れる時期が地域によって違う

・冷たい親潮に近づいたときに、再び九州方面へ引き返してくるのが戻りガツオ

・初ガツオと戻りガツオの違いは、同じカツオでも身が引き締まっていてさっぱりとした味わいなのか、脂がノッていてこってりとした味わいなのか

・生魚にいるアニサキスという寄生虫を誤って食べてしまうと、胃の中を食い破られて病院で検査をして処置してもらう必要がある

・冷凍か加熱すればアニサキスを殺すことができる

・鮮度が高い魚を目視で確認し、よく噛んで食べることでアニサキスを予防できる

いかがでしたでしょうか?
初ガツオと戻りガツオが獲れる理由が、水温に関係しているだなんて驚きですよね。
カツオの豆知識や食べるときの注意点を知った上で食べると、更に美味しく感じられそうですね。

初夏が旬の初ガツオですが、アニサキスの活動が活発化する時期と被っている可能性もあるので、美味しくカツオのたたきで食べるために十分に気を付けてくださいね。

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