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栽培が難しいとの理由で一時は姿を消した幻のもち「大正餅」
杵でついた大正餅はものすごいねばりをもち、どこか懐かしいようなもち米の風味を持っています。味ももちろん絶品でお米の旨さといいますか、ほんのり甘くてふんわりとした食感が特徴です。
大正餅が作られるのは日本一の米どころとし名高い新潟県の長岡市です。長岡市は国内有数の豪雪地帯としても有名で冬になると街全体が雪で埋め尽くされる光景も珍しくないです。
大正餅が数が少なく一時期は生産がされなかった理由もここにあります。大正餅のもとであるもち米はもちろんイネ科の植物です。
秋の収穫前の田んぼを見たことがある方ならわかると思いますが、イネ科の植物はかなり背が高いです。背が高いということは風の影響を強く受けるということでよく台風で米の収穫量が激減したという話を聞いたことがあるかと思います。
大正餅のイネははそれ以上に高く、少し強い風でもイネにダメージが入ってしまい収穫ができなくなるなんてザラなんです。
いま流通しているお米は品種改良されていて雨・風邪に強くなっていますが、大正餅の場合せっかくの味を損なってしまうため品種改良はされていないんです。
収穫量が少ないのでどうしても値段が上がってしまうんです。
幻のもちということもあり値段は少々張りますが一度は食べておいて損のないお餅です。
今回は大正餅について調べたので紹介させていただきます。
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大正餅の口コミ
現在、大正餅は江口だんご本店さんでしか通販されておらず、口コミの情報は見当たりませんでした。
そのかわりツイッターの方で口コミ情報がありましたので、そちらを紹介させていただきます。
写真付きでのっていると一層美味しそうに見えて食欲が刺激されますね(笑)
大正餅のお取り寄せ先と値段
新潟県にある江口だんご本店というところで大正餅は販売されています。
ぼたもちや豆大福などは店頭販売しかされていないので、近隣に住んでいる方は実際にお店いってもらうのが一番ですね。
通販で買いたいという方はこちらをクリックしてください
通販では杵つきの大正餅が10個で2100円から販売されています。おしるこやぜんざいのセットも用意されていますので興味がある方はチェックしてください。
ちなみに同じく大正餅の名前がついたお餅に「新大正糯」というものがあります。こちらは富山県で作られていて新潟の「大正餅」とは直接の接点はないのですがこちらも非常に美味しいお餅になります。
気になる方はこちらをクリックしてみてくださいね
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大正餅の栽培方法
大正餅の栽培は基本的に一般のもち米の作り方と大きな違いはありません。しかし、幾つかの注意点が存在します。
違う品種のもち米を一緒に作らない
例えば、同じ田んぼで大正餅と違う種類の品種を作ってしまうと大正餅にその花粉が入ってしまい、純粋な大正餅を栽培することはできません。
かならず他の品種とは離してから栽培してください。
雨・風邪の対策
大正餅は背が非常に高くその為雨・風の影響を受けやすい品種です。特に風の影響は凄まじくすぐに倒れてしまいます。
平地で栽培されるときは特に強風対策が必須となります。
病害の対策
大正餅は病害にかかりやすい品種でもあります。病害対策で大切なのは田んぼの管理です。
田んぼの水温や湿度、PHを適切に管理しなければなりません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
幻のもちと言われる大正餅一度は食べてみたい品ですね。
何よりも大変な思いをされて大正餅を復活してくれた農家の方には頭が下がります。大正餅が復活してまだ数年しか立っていないので、今後はさらに供給量が増えてくると思われます。
高価で珍しいものなのでお正月なんかにはピッタリのお餅じゃないでしょうか。
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