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4月7日に放送される「満天☆青空レストラン」茨城県にある塚原牧場の梅山豚(メイシャントン)が紹介されます。
名前の読み方からも想像できるかもしれませんが、中国原産の豚で”幻の豚”と言われています。
ほとんどの方が食べたことはもちろん聞いたこともないような豚だと思います。
幻の豚の名前通り日本にいる数は約百頭とかなり限られた数で、本場の中国でも殆ど出回らない貴重な品種だとか。
今回はまだまだ日本人に馴染みのない幻の豚”梅山豚”の味や特徴と名前の由来、値段や販売情報を紹介していきます。
梅山豚とは
中国原産の梅山豚が日本に来たのは意外と新しく1972年にジャイアントパンダとともに来日したのが始まりです。
1989年になると茨城県の塚原牧場が民間で初めて輸入したときから畜産が行われています。その後梅山豚は中国が輸出禁止にしたことでいま日本で出回っている梅山豚は日本で生まれたものだけになります。
今現在日本で梅山豚を飼育しているところは塚原牧場(茨城)と坂本牧場(熊本)だけです。
名前の由来
梅山豚の名前の由来を調査した所、明確な情報は出てきませんでした。
しかし、地名が由来で名前がつけられたのではないかと考えられます。
中国で梅山の名前がついたところは何か所もあって一つに絞ることはできなかったのですが、江蘇省・浙江省・福建省・安徽省などにそれぞれ梅山の名前の地名が確認できます。
このどこかで梅山豚は発見されそのまま地名が名前につけられたのだと考えられます。
梅山豚の特徴
梅山豚は私達が日常で食べている豚とは特徴が大きく異なります。見た目でパッとわかるのが”白い足”をしていることです。
その他にも多くの特徴がありますので長所と短所でまとめてみました。
長所 | 短所 |
---|---|
肉質が良い | 発育が遅い |
子供が多い | 皮が厚い |
適応性が高い | 脂肪が蓄積しやすい |
肉質が良い
肉質は味に直結する要素で梅山豚が珍重されている理由もここにあります。
子供が多い
梅山豚は1頭で約16頭の子供を生みます。他の品種の豚が10頭ぐらい有無そうなので1.6倍の差がありますね。
適応性が高い
少々厳しい気候や環境でも飼育できるのが梅山豚の良いところです。
発育が遅い
梅山豚が出荷されるまで約300日かかります。一般的な品種の豚が約200日なので1.5倍の日数がかかってしまいます。
皮が厚い
皮が厚いとその分肉が取れなくなってしまいますので欠点になります。
脂肪が蓄積しやすい
これも皮と同じで肉が取れる量が少なくなってしまいます。
梅山豚の購入方法と値段
ここでは購入方法と値段について解説していきます。
道の駅
茨城県と千葉県の県境にある道の駅”道の駅さかい”で梅山豚が購入できます。
バラ肉やロースを始め梅山豚を使った加工食品も取り扱っています。
さらに飲食スペースの”さかいの台所”では梅山豚をふんだんに使用したキーマカレー(1000円)とカフェコーナーで肉まん(250円)も販売されています。
梅山豚の通販
肉まん
キーマカレー
こちらをクリック
重ねかつ
こちらをクリック
ソーセージ
※ふるさと納税の返礼品です
まとめ
・梅山豚は1973年にジャイアントパンダと一緒に来日した。
・今現在日本で梅山豚を飼育しているところは塚原牧場(茨城)と坂本牧場(熊本)だけ
・名前の由来は地名から取られたと考えられる
・特徴は、白い足・肉質が良い・子供が多い・適応性が高い・発育が遅い・皮が厚い・脂肪が蓄積しやすい
・梅山豚は通販や道の駅さかいで購入できる。
イベリコ豚や金華豚などいわゆるブランド豚は数多くの種類がありますが、100頭しかいないのは梅山豚だけではないでしょうか。
その貴重さもさることながら大変味が良いようなので一度は食べてみたいですね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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