アムールヒョウが見れる日本の動物園はどこ?生息地や個体数が減少して絶滅寸前?

絶滅寸前と言われているアムールヒョウは日本の動物園で見ることができます。
ただ、全ての動物園で飼育しているわけではないですし、特徴を知らないと「どれがアムールヒョウ?」となってしまうかもしれません。
そこでアムールヒョウについて詳しくご紹介したいと思います。

アムールヒョウが見れる日本の動物園

現在アムールヒョウを飼育しているのは、以下の7つの動物園だけになります。

・旭山動物園(北海道)
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・東武動物公園(埼玉)
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・ズーラシア(神奈川)
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・いしかわ動物園(石川)
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・王子動物園(兵庫)
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・安佐動物公園(広島)
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・福山動物園(広島)
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日本にいるアムールヒョウですが、実は、旭山動物園で飼育されていた「ビック」の血縁なんです。
1991年に旭山動物園で日本初の自然繁殖に成功することができて、そのおかげで日本各地でアムールヒョウが見ることができるようになりました。
自然繁殖が成功していなかったら、日本でアムールヒョウが見れなくなっていたかもしれませんので、旭山動物園と「ビック」のおかげですね。

アムールヒョウの特徴

アムールヒョウを簡単に見分けられるようになっていれば良いのですが、他のヒョウとさほど大きな違いがないんです。

他のヒョウに比べて体と黒い模様がちょっと大きいのですが、色に大きな違いがないため、パッと見た感じではどれがアムールヒョウなのかが分かりにくいです。

ただ、オスはライオンのようなたてがみほどではないけれども、ちょっとしたたてがみがあるので、オスを見極めるのは難しくはありません。
動物園では、どれがどの動物なのか分かりやすくしていますが、もしわかりにくかったら、体と黒い模様が大きめでたてがみのような長い毛がある子を探してみましょう。

アムールヒョウの生息地

アムールヒョウはシベリアや中国東北部、そして北朝鮮など北方に生息しています。
寒い地域に生息していることから、別名としてシベリアヒョウとも言われています。

2017現在では、絶滅寸前になるほど激減していて、生息しているのは中国の吉林省とロシアの沿海地方南部だけになってしまいました。
激減の原因が、環境破壊や毛皮目的の密猟ですので、人間の身勝手な行為による犠牲者なんです。
絶滅すること無く何としてでも増えてほしいものですね。

アムールヒョウの現在の個体数

絶滅寸前と言われていますので、気になるのが現在どのくらいの数が生息しているのかですね。
マムールヒョウは、2013年のWWF(世界自然保護基金)調査結果では48頭から50頭程度と推測されています。

今現在でもそのぐらいの頭数しかいないのですが、ただ、2007年の調査では27頭から34頭程度だったので、少しづつではありますが増えてきています。
この頭数は自然に生息しているだけになりますので、動物園で飼育されているアムールヒョウを含めるともっといることになります。
ただそれでも絶滅寸前なのは間違いないので、非常に希少な動物です。

まとめ

今回は絶滅寸前の希少動物アムールヒョウについて紹介させていただきました。


・アムールヒョウが見れる動物園は日本で7ヶ所!

・アムールヒョウのオスの特徴は>体と黒い模様が大きめでたてがみのような長い毛

・アムールヒョウはシベリアや中国北部の寒い地方に生息している

・アムールヒョウの現在の個体数は約50頭!

世界的に見てもかなり数が少ないアムールヒョウですが
日本でも見ることはできます。
興味があられる方は動物園に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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