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まんじゅうはそれだけでれっきとした食べ物です。
しかし、日本のある地域ではまんじゅうを天ぷらにして
食べるところがあるそうなんです。
まんじゅうを素揚げしたいわゆる”あげまんじゅう”とは
別物でまんじゅうに天ぷら粉をつけて揚げたのが
天ぷらまんじゅうなんです。
まんじゅうを天ぷらにするとサクサクとした食感が
楽しめる分、あげまんじゅうよりも好きという方もいます。
今回は天ぷらまんじゅうのルーツと歴史や発祥の場所、
そして地域別の特徴とカロリーを紹介します。
天ぷらまんじゅうとは
私は天ぷらまんじゅうには目がなくてね pic.twitter.com/7qmWkNgGaI
— 雪風🇷🇺☭товарищ наем (@yukikaze_rx8) 2018年5月9日
天ぷらまんじゅうは揚げまんじゅうに比べて皮が厚く、
さくさく、もっちりとした食感が特徴です。
そのまま食べてもいいですが、塩や醤油などをかけたり
中には天つゆをかける人もいます。
サクサクの衣の下には油を吸い込んだ皮と餡が癖になる食べ物です。
しかし、いくら美味しいと言ってもただでさえカロリーが高いまんじゅうを
揚げるとさらにカロリーは跳ね上がります。
小さいまんじゅうでカロリーは150キロカロリーほどこれを揚げると
250キロカロリーはくだらないでしょう。
美味しいからと行ってパクパク食べてしまうと悲惨なことに
なりますよ。
天ぷらまんじゅうのルーツ
天ぷらまんじゅうのルーツは揚げまんじゅうと見て間違いないでしょう。
揚げまんじゅうはもともと中国で生まれたものです。
中国ではジャー・マントウと呼ばれるもので寒い地方で生まれたもののようです。
それが日本に持ち込まれて揚げまんじゅうまたはかりんとうまんじゅうになり
更にそこに天ぷら粉をつけてあげたのが天ぷらまんじゅうになったようです。
揚げまんじゅうの発祥の地は福島県田村市なのですが、天ぷらまんじゅうの
発祥の地はわかっていませんが、一説では長野県が発祥の地だと言われています。
天ぷらまんじゅうの歴史
天ぷらまんじゅうはもともと寺院で供されていたもののようです。
精進料理に精進揚げという野菜の天ぷら料理がありますが、これが
そのまままんじゅうにも使われたと考えられます。
時代が流れるに連れて庶民の家庭にも広がり、現在でも法事やお盆に
出されるそうです。
いわゆるハレの日の料理として現在でも伝えられています。
天ぷらまんじゅうがある地域
大田市の祭り・祝い事には
紅白饅頭を背中合わせに2つを重ね
天ぷら粉を着けて揚げた
「天ぷらまんじゅう」が欠かせません
pic.twitter.com/O4bPNr9Oef— 島根の常識☆非常識 bot (@shimanenohutuu) 2018年5月7日
天ぷらまんじゅうは以下の地域で作られています。
共通しているのはお盆などの法事の際に食べるというところです。
・福島県(会津)
・岐阜県(飛騨高山)
・島根県(太田市)
・東京都(浅草)
・滋賀県(水口)
地域別の特徴としては岐阜と島根では紅白のまんじゅうを揚げるようです。
あとは食べる時期を同じようなものでお盆によく食べられるそうです。
まとめ
・サクサク、もっちりとした食感が特徴
・塩や醤油、天つゆなどをつけて食べる
・天ぷらまんじゅうのカロリーは250キロカロリーはくだらない
・天ぷらまんじゅうのルーツは中国のジャー・マントウ
・長野県が発祥の地と言われている
・もともと寺院で作られてものが庶民にも広がった
・天ぷらまんじゅうの地域は長野、福島、島根、東京、滋賀
・岐阜と島根では紅白のまんじゅうを天ぷらにする
長野県ではお盆になると天ぷらまんじゅう用のまんじゅうが売られるほど
生活に密着しているそうです。
21世紀になった今でもお盆には天ぷらまんじゅうが並べられるなど、
伝統が脈々と受け継がれています。
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