アリゲーターガーの生息地や寿命は?日本で釣れる場所と捕獲後はさばいて食べれる?

アリゲーターガーはもともと外国にしかいない淡水魚で日本には生息していない魚です。
最大の特徴は大きく前に突き出た口と鋭い歯です。アリゲータガーの名前通りワニのような特徴も持っています。

1億年前の地層からも今と同じ形の化石が掘り出されていてシーラーカンスや肺魚と同じく古代魚のくくりになります。

そんなアリゲーターガーですが最近日本でも生息していると問題になっています。
今回はアリゲーターガーについて調べてみました。

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アリゲーターガーの生息地

アリゲーターガーは基本的にアメリカ大陸を中心に生息しています。
アメリカはもちろんメキシコやコスタリカに存在しています。

日本にも近年発見のニュースが相次いで報道されていますがもともと日本にはいない外来種です。
鑑賞目的として輸入されたペットが放流され繁殖したと思われます。

日本での生息地

アリゲーターガーは暖かい気候を好むので日本でも東北地方など寒い地方では発見されていません。
日本で発見された都道府県は以下になります。

・東京都
・神奈川県
・愛知県
・滋賀県
・大阪府
・兵庫県
・高知県
・山口県
・熊本県

発見されていない地域でも繁殖している可能性は十分にあるといわれています。

アリゲーターガーの寿命

アリゲーターガーの寿命は魚類の中でもかなり長いです。
その平均寿命は50年と言われて一度野生に放たれてしまうと根絶するのはかなり困難です。

もともと観賞用に持ち込まれたそうですが何十年も同じものを鑑賞する人はかなり少ないのではないですか?
持ち込まれ始めた時からこうなることが予想されなかったのか今となっては残念です。

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日本で釣れる場所


北米でアリゲーターガーは釣りとして人気があります。
スポーツフィッシングとして人気でアリゲーターガー専用のガイドもいます。

人気な理由はやはりその大きさでしょう。ヒキもかなり強くて釣った時の快感も多いという日がいます。
日本で釣りに向いてるところは多摩川です。

多摩川ではペットだった外来種が多く不法に捨てられていてアリゲーターガーも例外ではありません。
目撃情報も多くあるのでもし釣りたい方がいるならば多摩川に行かれるのがいいでしょう。

アリゲーターガーは食べれる

釣られたアリゲーターガーは基本キャッチ&リリースされますが食べることもできます。
ただしその際に問題になるのがウロコです。

アリゲーターガーのウロコは非常に硬く普通の包丁では歯が立ちません。
ウロコをとる時にはノコギリや斧などで皮ごとはぎとる必要があります。

アリゲーターガーの味

アリゲーターガーを食べる人はごく少数です。
よっぽどの物好きや興味本位で食べる人ばかりです。
これは味がめちゃくちゃまずいというわけでなくウロコが原因で調理しにくいのが一番の理由です。

味はチキンや七面鳥に近い味で油はほとんどなくパサパサとした食感です。
ウロコ取りで苦労する割には珍味・美味というわけでないので食べる方は少ないです。

まとめ

近年、発見情報が相次いでいるアリゲーターガーですが原因は不法投棄にあります。
ペットとして飼われていたものが大きさや寿命により持て余してしまい不法投棄してしまうそうです。

生態系を苦しめているアリゲーターガーですが2018年から特定外来種に指定されるのでこれ以上被害が増えないのを願うばかりです。

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