酸蝕歯 の治療費用っていくら?保険は適用されるのか?

【酸蝕歯】という病気を聞いたことがない人も大勢いらっしゃると思いますが一言で説明すると酸性のものを口にすることで歯が溶けてしまっている状態です。

 

実は私たちが口にするものの中に酸性なのは多くあります。炭酸飲料やオレンジジュース、サラダにつけるドレッシングなどなど挙げだしたらキリがないくらいです。

さらに最近の健康志向の影響でクエン酸やビタミンC、黒酢が入ったものが多く販売されていますがこれらはすべて酸性で酸蝕歯を引き起こす原因となります。意外にも歯磨き粉や洗口液からでも酸蝕歯になってしまう恐れがあります。

 

もし自分が口にするものが酸性かどうか知りたい方はPH 測定器を購入してはいかがでしょうか?購入された方々はたぶん驚きになられると思いますが私たちが口にするほとんどのものは性です。

 

酸蝕歯の症状

酸蝕歯 の治療費用っていくら?保険は適用されるのか?
 

以下の症状が多くみられる場合酸蝕歯の可能性があります。酸蝕歯は自然に治癒されるものではないので歯科医師の受診をお勧めします。

 

・歯が黄ばんでいる

・光を当てると歯が透けて見える

・歯に不規則な穴ができている

・冷たいものや熱いものがしみる

 

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酸蝕歯の治療

酸蝕歯 の治療費用っていくら?保険は適用されるのか?

酸蝕歯は軽度であれば治療の必要はなく生活習慣の改善を行えば問題はありません。ただし歯の表面が溶け出てしまっていて象牙質がむき出しになっている場合は治療が必要です。

酸蝕歯の治療には大きく3つあります。「コンポジットレジン」、「クラウン」、「ラミネートべニア」です。それぞれ健康保険が適用されるものされないものがあります。

 

治療に保険が適用されるもの

 

コンポジットレジン

コンポジットレジンは歯を削りとった後合成樹脂を充填する治療法です。この方法では保険が適用されしかも短期間に治療が終わります。

治療費は治療する歯の場所によって変わってきますが1000円程度です。(治療費の3割負担の場合)ただし大きく歯を削る必要があり場合はこの治療法はできません。

 

クラウン

クラウンはいわゆるかぶせ物のことで歯を削り取って銀歯などをかぶせる治療法です。この方法では大きく削った歯でも治療することができ基本的に保険は適用されます。

治療費は前歯が約5000円、それ以外が約3000円です。(治療費の3割負担の場合)ただしかぶせ物を銀歯ではなく見た目がいいセラミックなどにすると保険が適用できないので注意です。

 

ラミネートべニア

 

ラミネートべニアは歯の表面を少量削りそこにシェルといわれるうすい板を張り付ける治療法です。歯を削る量が圧倒的に少なく見た目も圧倒的に優れています。

ただしラミネートべニアでは保険は適用されないので1本10万円以上とかなり高額となっています。歯に強いこだわりを持っている方ならこの治療法を検討されてみてはいかがでしょうか?

 

上記に書いた治療費には初診料や検査の料金は含まれていません。そのため実際の料金はプラス1000円ほど多く見積もってください。

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