ハネジネズミは道路を作る動物?生態や天敵もチェック!

ハネジネズミとは

ハネジネズミ、漢字で書くと跳地鼠と書きます。
大きく伸びた鼻とクリッとした大きな目、跳躍するために進化した足をもつ見た目はとても可愛げがありますね。
分類的としては普通のネズミよりも象に近い生物であるそうです。
どことなく鼻が長い感じが似ているのかな?

多くがサバンナに生息していて体長は20cm前後、体重も50gから500gまでと非常に小さな生物です。

ハネジネズミが作る道路とは


ハネジネズミは昼行性の動物ながら小さな体躯と移動速度が素早く人間が観察することは困難であるとされています。

ハネジネズミのほかの種にはない大きな特徴が独自の道路を作ること。

道路といってももちろん人間が作るようなアスファルトを敷き詰めたようなものではありません。いわゆる獣道といったほうがいいかもしれませんね。
しかし、ハネジネズミは人間と同じように道路を作るだけでなく整備もします。

草を刈り邪魔な石をどかしながら道路を作り、作った後も小石を道路の外にどかすなどして整備に励むことがわかっています。

小さな体しか持たないハネジネズミがこのような道路を作ることは並大抵の苦労ではないと思うのですが、なぜハネジネズミは道路を作るのでしょうか?

ハネジネズミは子育てを行う際、この道路上で行うそうですがどうやらそれだけではなさそうです。

ハネジネズミが天敵にあった際の行動とは?


ハネジネズミは夜行性の肉食獣を避けるため昼間に行動していますが、それでも昼行性の捕食動物全般が天敵です。主にヘビやトカゲ、鳥がそれに当たります。

これら天敵から走って逃げる際に先ほどの道路が役に立つわけです。
この道路は複雑な形となっていてこの道路の作り主であるハネジネズミ以外は道がわかりません。なのでハネジネズミ自身は全速力でこの道路を走ることで天敵から逃げることができるというわけです。

いかがだったでしょうか?

今回はとてもかわいいハネジネズミについて紹介しました。

このように事前に逃げるための道路を作るということは他の生物では見られないハネジネズミのおもしろい特徴です。なかなか発見されにくい動物らしいですが非常に見た目が愛らしい動物でしたね。

 

 

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