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クーズーはアフリカに多く生息している偶蹄目で
牛に近い動物です。
見た目は大きな角が生えていてシカによく似ています。
クーズーの革はバックや財布の原料に使われていて
1点毎に異なる模様を持っていることや、柔らかさや
風会いが多くの人を魅了しています。
クーズの革には多くの表面に傷があることが特徴で、
血筋や血管により色むらがでて多くの人に好まれています。
今回はアフリカに生息するクーズーの生態や何を食べているのかと
角の秘密や天敵、そして日本の動物園で見れるところはあるのか
を紹介します。
クーズーとは
クーズーはアフリカのスーダンからアフリカ南部に生息しています。
サバンナにある森林や石が多い藪地、平地にも生息しています。
単独で行動することは珍しく最低でもペアで行動し、小規模な群れを
形成するのが普通です。
食べ物は草食動物らしく、木の芽や葉・実を食べます。
体色は青灰色または赤褐色になることが多いそうです。
身体能力は高く、特に捕食者から逃げるときなどには
最大限に身体能力を発揮します。
体長 | 190-250cm(オス) 190-220cm(メス) |
体重 | 190-315kg(オス) 180-215kg(メス) |
尾長 | 37-48cm |
肩高 | 130-150cm(オス) 120-140cm(メス) |
生息地 | アフリカ スーダンからアフリカ南部に生息 |
クーズーの天敵
クーズーは草食動物なのでほとんどの肉食動物が
天敵になります。
代表的なのはヒョウやチーター、リカオン、ライオンなどは
もちろんのことコモドドラゴンに襲われることがあります。
さらに肉食動物だけでなく、最近ではクーズーの革や
角、肉を求めて密猟者の手にかかることも少なくありません。
クーズーの角の秘密
クーズーのオスには特徴的な角が生えています。
長さは1mを超えるものも少なくなく、まるでコルクのように
ねじれているのが特徴です。このねじれは必ず2回半ねじれているようです。
動物の角は漢方薬の原料などに使われることも多いですが、
クーズーの角は楽器の材料に使われます。
ユダヤの伝統的な楽器のショファーの原料になったり、
南アフリカのサッカーファンが応援時に吹き鳴らす
ブブゼラもクーズーの角笛が起源とされています。
体育大会の時はメガホンだったから球技大会のサッカーはブブゼラだね pic.twitter.com/ZaiF0qXuWC
— 小川 勇平 (@gonyuhei) 2017年11月16日
クーズーが見れる日本の動物園はある?
日本の動物園でクーズーを飼育しているところはありません。
しかし、希少な動物というわけではないので今後飼育される
可能性がないわけではないです。
生きているクーズーを見るには海外の動物園に行くしかないですが、
上野にある国立科学博物館の3Fにある地球館ではクーズーの
剥製が展示されているので興味のある方はぜひ見に行ってみてください。
まとめ
・食べ物は草食動物らしく、木の芽や葉・実を食べる
・体色は青灰色または赤褐色になることが多い
・クーズーの天敵はほとんどの肉食動物
・クーズーの角は楽器の原料に使われている
・日本でクーズーを飼育している動物園はない
・剥製が上野の国立科学博物館に展示されている
あまり珍しい動物ではないですが最近では密漁などで徐々に
数を減らしているようです。
今後は政府を対策を進めるようなので更に数が増えるといいですね。
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