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日本ハムファイターズは2023年ついに新球場であるエスコンフィールド北海道に正式移転が決定していました。
しかし、球場の建設がほぼ完了している段階で新たな問題が発覚しています。
それはファールゾーンが既定の長さよりも3メートル不足しているという問題です。
建設にはNPBも関与しているのになぜこんなことが起こってしまったのか?
予定されていた2023年の開幕で使用できるのか?
今出ている状況をまとめてみます。
規定違反の内容
新球場が規約違反とされるのは公認野球規則にあるようです。
公認野球規則では、試合を行う競技場の構造が細かく設定されており、野球規則2・01において「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288メートル)以上を必要とする」と明記されている。しかし、「エスコンフィールド北海道」はホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離が約15mしかなく、これが俎上に上がっているというわけだ。
エスコンフィールド北海道は規定より3メートル狭くなっているようです。
規定違反が起きた理由
公認野球規則では、ファウルゾーンの広さは約18メートル以上(60フィート)となっていますが、英語の原文の場合60フィートが必要ではなく推奨するとしか記載されていないそうです。
ちなみにメージャーの球場でもこのファールゾーン60フィートの条件を満たしているのはただの二つしかないんだそうです。
臨場感を求めて意図的に狭くしている
そもそも最初から60フィートとっていればこのような論争にならなかったのですが、設計者は意図的にファールゾーンを狭くしています。
ファールゾーンが狭いほうが観客と選手の距離が近く臨場感が出ることから狭くしています。
2023年の開幕はどうなってしまうのか?
札幌ドームに先祖返り
現在、エスコンフィールド札幌の建設は95%進んでいますが今回の問題について日ハムは対応を検討中です。
当初の予定では来年3月に開業する予定でした。
今から当初の予定を変更して改築した場合、来年3月の開業は絶望的といえます。
そこで候補に挙がるのが今まで使用してきた札幌ドームです。
現時点で2022年3月以降札幌ドームの予定はほとんど埋まっておらず回収が完了するまで札幌ドームを使用するという判断もあるかと思います。
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